銀時のモテを極めるナンパブログ

『じゃあ何であの時私に声かけたの？』







「綺麗やったから、、」








『いつもこんな事してるんでしょ？』







「そういう訳じゃないけど、、、」







『たまにしてるってことだよね？』










「うーん、まぁ、、」








『ふーんわかった！ ありがとう！今日は楽しかったし、色々勉強になった！私もうそろそろ帰ろうかなぁ！』










「あの、 じゃあ最後に一つだけ、、、」










『なに？』









「えっと、、、」
























































遡ること数日前、、、



















いつも通り仕事の帰り道に声かけしてると
少し長めの綺麗な髪にタイトなスカート、スラっとした脚の子を発見
























素敵なのは後ろ姿だけで容易に想像出来る。


















追い抜く瞬間に顔を見る





















やば、綺麗！ よし行こう！！











「こんばんわー、飲み帰りなん？」





、、、(無視








「あ、ちなみにこれスカウトとかキャッチじゃないから！」







、、、(無視







「☆♪÷45〒5°×？々54「-89<°×？8○ 」(グラ爺に教えてもらった魔法のガンシカ崩し)









『んー？ どうしたの？ 飲みじゃないよ、仕事行く途中』











よし！反応取れた！













けど、、、















言葉のイントネーションがなんか変


















関西弁ではない。









「大阪じゃないよな？」





『うん地元は○○だよ』







「あーね、イントネーション変やったもんw」






『変じゃないしww』







「いやいやw 変だからww」





って感じで和める

















普通にいい子で色々話ししてたら家族構成とかも同じで誕生日もめっちゃ近い、実家で飼ってる犬の種類とか好きな芸能人も一緒だったり、共通点ばかり







『待って、本当すごいw 運命じゃない？w』




って言われるレベル













基本的に「運命」とかそういう言葉はあんまり好きじゃないけど





















「うん、これは運命やわ！」























共通点が見つかったことでなかなかの盛り上がりを見せピーク時にそのまま連れ出したかったがこのあと仕事があるとのことで今度のデートの仮予定日だけ決めてバンゲして放流























この共通点展開で盛り上がらなかったら会えなかったと思う



























そんな運命の出会いをした女の子と今日はデートに行く話















































某日、、、








深夜アポ














待ち合わせ2分前に到着




















今日の流れを何となく考えながらボーッと待つ




















15分くらい遅れてようやくやってきた









『お待たせー ごめんね遅れて！ 仕事ちょっと長引いちゃった』





「おれも今来たとこやで、大丈夫。」






『えーじゃあ銀時くんも遅刻じゃんw』








「おそろいやな！」












数日ぶりにあったけど相変わらず綺麗












僕が横を歩くのは不自然なくらいに。















たわいもない話をしながら












いつもの道順、いつものお店、いつもの店員、いつもの席に座って、いつもの飲み物を頼んで、、、





っていう俗に言うルーティーンってやつ














けどそれもここまで。













ここからの会話はその場の判断で進めて行く




















会話までルーティーンに縛られたら楽しくないから。



















何気ない世間話を続ける


















話が尽きない

















喋るのを職業でやってるだけあっておもしろい
















凄いポジティブでパワーがあるなと、、


















相手のペースに圧倒されてこの空間をコントロールしてるのは完全に向こう


















主導権とかそういう細かいことは気にしないけど
















ちょっと流れ変えたいと思って

















あえて逆にネガティブなことも引き出したい。




















相手の仕事の話を聞こうとして色々探る
















経験上飲み屋のお姉さんと仕事の話をしたらだいたいお客さんの愚痴とか女の子同士のバチバチした空気の悪さとか出てくる



















ひとつやふたつネガを引き出すのは簡単










の予定だったが
















そういうのが一切ない
















ネガが全く出てこない

















『お店の子達もお客さんもいい人しかいない。

お客さんがいての私だから。みんなに感謝してる』









これの一点張り

















お酒を飲んでる人の相手を毎晩する訳だから実際はムカつくこともあるだろう、一切ないわけがない。




















けど愚痴を言わずにずっとニコニコしてポジティブ発言しかしない彼女は純粋にカッコよかった














「何かカッコいいね」







『カッコいい？w 私が？w そんなことないよ、頼りないよ？結構』









”頼りない” ようやく弱みが見えた気がした











少しそこを掘ってみる

















心を開いてくれてるのか今までなかった弱みを見せてくれるようになって





女の子らしさとかも見えたりした















パッと見ポジティブで強気な人に見えて深く話を聞くと案外女の子らしさもある。




っていうギャップ萌えw




















素直にそこ褒めて褒めて褒めまくって







いい空気になった






















綺麗な人ほどネグを使って主導権を取る。ってよく聞くけど













そんな器用なこと出来ないので直球ど真ん中ストレート勝負。



















『めっちゃ褒めるやんw』





って言われるくらい褒めて本日の盛り上がりピークを迎える














「いまおれは一緒におってすごい楽しい」





『うん』






「話もおもしろいし、何よりこんなん言ったら顔だけかよ！って嫌われるかもやけどめっちゃ綺麗やと思ってる」








『ありがとう。それ何百人に言ってるの？w』






銀時(無視)








「明日仕事夜からやんな？」









『そうだよ』










「もうちょっと一緒にいたいから着いてきて」











『どこ行くの？』











「家来て欲しい」
















『絶対いやだ。』















「なんで？」








女の子(無視)








『今日さ、、』








「うん」









『私なんで来たかわかる？』











「1ミリくらい俺のこと良いなと思ってくれたから？」











『全然違う、外でいきなり声かけられてあの一瞬で この人良いな。って思う訳ないじゃんww
むしろ、最悪だよw なんだよ、このチャラいやつわ。って』











「だよね笑 じゃあなんで来てくれたん？」












『社会勉強』














「どういうこと？」














『雰囲気と話し方でかなり遊んでるのと女の子に慣れてる感じが凄い伝わった』












「へぇ」














『このレベルの遊び人って普段女の子をどういうお店に連れて行って、どういう口説き方をしているのかな？っていう興味本位で来たの。もしかしたら仕事で活かせるところもあるんじゃないのかな？って思って勉強させてもらいに来たって感じ』











「うん」














『だから この人良いな。と思って来た訳ではないよ、それは自信過剰！w』












「なるほどw そういうことか、納得！w」

































納得したフリをしたがまずそれは絶対に嘘



















そんな理由でわざわざ興味ゼロの男と会うわけがない。

















これは根拠も何もないけど20数年間 女の子と関わり続けて来た勘

















女の子は嘘つき ってところ。


















「で、結論どう？勉強になった？w」











『うーん、あんまわかんないw
ただ一つ言えるのは銀時くんから見た 私は数多くいる女の子の中の1人ってこと。



大切にしようと思ってたら出会って数時間で家誘わないでしょ？



無理だったら次行けば良い、また道で声かければ良い。そう思ってるからどんどん目の前の子に強気に展開を進めれるんでしょ？




例えそれで関係切れても出会いは道で山ほど作れるから、、、




普通の人と違うもん。普通の人はもっと大切に扱ってくれる。少なくともこんな数時間で家誘わない。





ナンパしてたら出会いなんか普通の人より沢山作れるわけだもんね、後先考えずに突っ走れるよね？





どう？当たってるでしょ？』










大正解だよ。












って言えるわけもなくw













一言だけ。








「急によく喋るようになったね。」






『えっ？笑 たしかにw』







「今楽しい？笑」







『え、なに？うん、まあ楽しいけど笑』










「言ってる事は凄いわかるけどまず、家誘う＝大切にされてない っていうのは違うと思う」










『けど普通は誘わないよ？』














「それは今までの男の人が○○ちゃんにビビってただけ。その人達も本心は誘いたかったと思う。ただその勇気がなかった。
おれは良いなと思ったら誘うし、言いたい事は言うタイプ。」














『私にはよくわからない。
ナンパって適当に片っ端から沢山声かけて引っかかったらラッキー って感じじゃないの？


声かけまくってるんでしょ？』










あー耳が痛い。笑





別にそんなつもりでナンパしてるわけではないけど周りから見たらそう見えるのも事実。






何にも返せない。











『質問に答えれないってことは、図星だった？w』







「そういうわけではないw
ただそう感じ取られても仕方ないとは思う。だからわざわざ弁解はしないけど、どうしてもわかってほしいことだけある。


適当に片っ端から声かけて引っかかったらラッキー。って言ったけどそんなつもりで声かけたりは絶対にない。



そこを認めてしまったら今まで俺が声かけた女の子達にも申し訳なさすぎるからそこだけは否定させて。」










『じゃあ何であの時私に声かけたの？』







「綺麗やったから、、」









『いつもこんな事してるんでしょ？』









「そういう訳じゃないけど、、、」











『たまにしてるってことだよね？』












「うーん、まぁ、、」













『ふーんわかった！ ありがとう！今日は楽しかったし、色々勉強になった！私もうそろそろ帰ろうかなぁ』










「あの、 じゃあ最後に一つだけ、、、」









『なに？』










「えっと、、、」


































































「おれ嘘ついてたことある」




















『え？ なにが？』











「今日○○ちゃんがおれに会い来た理由は少し興味があったから。




さっきは勉強って言ってたけどそれは違うと思う。




俺が声かけて話したとき共通点がかなり多かったやろ？





それについて 運命じゃん！ って言ったの覚えてる？」










『あーうん、、』











「そこで無意識かもしれないけど1ミリくらい興味が出たんだと思う、だから今日会ってるんだよ




勉強だけでわざわざ興味ゼロの男と飯食わないだろうし」









『まあ別にそんなことは今更いいよ。
で、なにを嘘ついてたの？』










「共通点の話」











『どゆこと？』













「共通点の話したとき全部先に答えを聞き出してからそれに俺が賛同して合わせてた形だったの覚えてる？」















『あー、、、なんとなく、、』













「家族構成とかも同じで誕生日もめっちゃ近い、実家で飼ってる犬の種類とか好きな芸能人も一緒だったり、っていうところ




あれ全部 話合わせてただけで、嘘なんだよね、」











『は？待って待って ドン引きなんだけどww』












「やでなw ドン引きするよな！
何で俺がそんな訳わからないしめんどくさいことしたかわかる？」










『全然わからない』














「必死やったから。どうしてもまた遊びたかったから。





こうやってテーブル挟んで1対1のこの状況に持ってこれたら何か起こせるし、良いなと思ってもらえる自信もある。



けど、普通に声かけて何気ない話して印象に残らずにあの日解散してたら今日こうして会ってもらえてなかったと思う。



そのために無理矢理でも共通点を作って少しでも心の距離詰めようとした




それが直接今日会えた原因に繋がってるのかはわからないけど、現に実際問題こうやって会えてるってことはあの嘘をついて正解やったと思ってる」










『清々しいねww なんかわらったわw』










「だからわかってもらいたい、さっきナンパしてる人は適当に片っ端から声かけてるって言ったけど、俺はそうではない。



ここまで考えて必死でしてる、適当に声かけて片っ端からしてるわけではない。ひとりひとり真剣に向き合ってるよ！笑」










『なんの話だよwww』








「だから今日は俺と帰ろう！」









『いやだw 無理w』










「なんで？w」












『絶対変なことするでしょ？』











「変な事って何？ 変なことはしないよ？ 」











『ヤろうとするでしょ？』









「ヤろうっていうか抱こうとする」











『無理無理無理w てか声でかいからw



もうちょっとガヤガヤした居酒屋移動しようよ



ここ静かだから話しづらいw』






























向こうからの2軒目提案に乗って某居酒屋に移動する





































相手のナンパの悪いイメージを取り除こうとして色々話をするがどんどん悪い方に流れてもうドロドロ























ナンパ人生稀に見る泥試合になった





















もう会話の流れなんか書けないくらい泥臭いアポ






















こっちの話なんか全く通じない。
























よし！諦めよう！！






















そう決めてからは何も考えずにただ純粋にその瞬間を楽しんだ



























あっという間に時間も過ぎて

























何かもう楽しいしこのまま何もなしで解散でいいや。って自分の中で自己完結する






















そろそろ帰ろうってことで





















大通りまで送り届けてタクシー拾う
















帰り際に





『ハグだけしよ』






って言われてハグしてタクシーに乗せてあげる

















乗った後 ドア閉める直前に彼女がまんべんの笑みで一言






























































『凄い楽しかった、私 もし男に生まれ変わったらナンパしてみるわ笑』































「そっか、モテると思うよ」



























って返して解散
































































今の僕ではどう頑張っても抱くのは無理だったと思う


























まだまだ下手くそだしカッコ悪い



































正直あまり相手にされてなかったと思う































ただ自分の持ってる物は全部出し尽くした、後悔はない












































下手だけど下手くそなりに頑張った






































ナンパ＝悪い っていうイメージを少しでも和らげれたのならそれで収穫やし、もし次また会ってもらえるならもう一度会ってみたい


















































こういう素敵な人に心も体も許してもらえるナンパをしていきたいし そんなハイレベルな男になりたい

































































さて帰ろう














































































5分後













































































ピロン














































































LINEが届く














































































































































【こういう素敵な人に心も体も許してもらえるナンパをしていきたいし そんなハイレベルな男になりたい】




↑これ訂正しますwww





すいません、もうすでになってましたwwwww




ハイレベル銀ちゃんでしたwwww


























戻って来てくれたから合流してそのまま銀パレ搬送してぺろぺろ

























































舐め回し過ぎてまた扁桃腺腫れそう>_<















アポ→BAR→居酒屋→銀パレス→準即